金持ち父さん vs. 貧乏父さん
私の二人の父のうち、一人は大金持ちだったが、もう一人は貧乏だった。それはなぜか。簡単にいえば、お金と人生に対する姿勢が違っていたからだ。その違いを知り、自分がどこにあてはまるのかを考えよう。
金持ち父さんと貧乏父さんの姿勢の違いを理解することが、経済的自由への道の最初の一歩を踏み出すためには不可欠だ。貧乏父さんの考え方と戦い、金持ち父さんの考え方を身につけるための方法を総合的に知りたい人は、経済的自由を目指して旅するあなたを支援するために、私たちが提供しているツールについてもっとよく知ることだ。
「持ち家は資産だ。」
貧乏父さん
「持ち家は負債だ。」
金持ち父さん
注:金持ち父さんはこう言っていた「もし君が今日働くのをやめても、資産は君のポケットにお金を入れてくれるが、負債はポケットからお金をとっていく。負債を資産だと言う人が多すぎる。資産と負債、この2つの違いを知ることがとても大事なんだよ。」
「それを買うお金はない。」
貧乏父さん
「どうやったらそれを買えるだろうか。」
金持ち父さん
注: 「それを買うお金はない」というのは、あなたの思考を停止させる言葉だ。正しく問いかけることであなたの心は開かれ、答えをさがしはじめる。
「最後に自分に支払え。」
貧乏父さん
「まず自分に支払え。」
金持ち父さん
注: 金持ち父さんはいつも、稼いだ収入の数パーセントをとっておいた。彼はそのお金を、自分の資産を買うための投資勘定に入れた。貧乏父さんは最初にお金を全部使ってしまうので、投資にまわすお金が残ったためしがなかった。
「お金には興味がない。」
貧乏父さん
「お金は力だ。」
金持ち父さん
「お金のことで危険は冒すな。」
貧乏父さん
「リスクをコントロールする方法を学べ。」
金持ち父さん
「私が金持ちでないのは、子供がいるからだ。」
貧乏父さん
「私が金持ちでなければならないのは、子供がいるからだ。」
金持ち父さん
「自分の働く会社や政府が、自分の面倒をみてくれるはずだと信じていた。」
貧乏父さん
「経済的に自立し、お金に関して自分で責任を持つことが大事だと考えていた。」
金持ち父さん
「学校で教える読み書き能力だけを重視していた。」
貧乏父さん
「学校で教える読み書き能力だけでなく、「ファイナンシャル・リテラシー(お金に関する読み書き能力)」も重視していた。」
金持ち父さん
「学校で教える言葉だけを学んだ。」
貧乏父さん
お金に関する言葉を学んだ。—「君の言葉は、君が持っている一番重要な道具だ。」
金持ち父さん
「私はお金のために働く。」
貧乏父さん
「お金が私のために働いてくれる。」
金持ち父さん
「もっとお金を稼げば、経済的な問題は解決すると考えていた。」
貧乏父さん
お金に関する教育が、自分の経済的な問題に対する答えだということを知っていた。「重要なのは、お金をどれだけ稼ぐかではない。どれだけのお金をどれだけ長い間持っていられるかということが大事なんだ。」
金持ち父さん