なぜお金を貯める人は負け組か?
かつてはお金を貯めることで勝ち組になれた。だが今や、お金を貯める人は負け組だ。お金の価値がどう変わったのか、真実を知ってほしい。
1970年には、100万ドルの預金は金利が15%で、利子が15万ドルもらえた。
2017年だと、100万ドルの預金の金利は1・5%で、利子が1万5000ドル。
今や100万ドル貯めても年間で1万5000ドルしか手にできず、これでは生活できない。おとぎ話の時代は終わったのか。
本書は『金持ち父さん貧乏父さん』の大学院版であり、学校では教えないお金の知識についての本だ。
金持ちがもっと金持ちになる理由は、本当のファイナンシャル教育にある。それは、「学校に行って仕事につき、懸命に働いてお金を貯め、家を買い、借金を返し、カビ式に長期投資をする」という、かつてのおとぎ話とはまったく異なるものだ。
あなたが今後生き残り、経済的に成功したいなら、この本が役に立つだろう。