具体的な行動を始めるためのヒント

  1. 金持ちを目指し行動すべし
  2. 行動を始める人へ

金持ちを目指し行動すべし

キャッシュフロー101においても実生活においても、「何から始めればいいのか分からない」という人は多いはず。

ロバート・キヨサキは「私は新しい考え方を仕入れるのも、行動するのも大好きだ」としながら著書「金持ち父さん貧乏父さん」(筑摩書房)で「具体的な行動を始めるためのヒント」を挙げている。

ここでは、そのうちのいくつかを紹介する。

『今やっていることをやめる』

ロバート・キヨサキが今も続けていることのうち、非常に容易なものがこれ。

金持ちになるには、現在の行動のうち、うまくいっている部分とそうでない部分を分析する必要がある。

そして、今やっていることがうまくいっていないのであれば、すぐにやめなければいけない。

同じことをし続けながら、結果だけが違うようになることを祈り続けるのは、ほとんど神頼みとも言え、愚かな行為なのである。

行動を始める人へ

『オファーをたくさんする』

たとえば不動産を買う時には、オファー、つまり買い付け申し込みをたくさんするのが良い。

理由は簡単。持ち主がどの程度売りたがっているかや、その価格が適正価格であるかどうかは、実際に買い付け申し込みをして金額を提示してみないと分からないからだ。

また申し込みを行い、そこから生じる交渉、拒絶や受諾、を繰り返し経験することで、適切な不動産やビジネスなどを見極める目を持つことができるようになる。

『ジョギング・ウォーキング・ドライブ』

ジョギング、ウォーキング、ドライブと言っても「運動したり遊んだりすべきだ」というわけではない。

これらを定期的に、かつ同じ地域で行うことが重要なのだ。

なぜなら、そうすることで不動産物件の「変化」に気づくことができるからだ。

不動産が良く売れていたり、その逆だったり、様々な変化に敏感になれるため、投資のチャンスを見逃さないで済む。

『株式を「バーゲンで買う」』

洋服や食料品をバーゲンで買う人は多い。

しかし、株式をバーゲン、つまり大暴落した状態で買う人は少ない。

物を買う際、安くなっている時に買うのは当然のことなのに、株式の場合は誰もそうしない。

洋服や食料品を買う際に、わざわざ値上げされた時に買う人がいるだろうか?

金持ちになるには、株式を「バーゲンで買う」という発想の転換が必要だ。