キャッシュフロー・クワドラント

  1. 四種類のお金の流れかた
  2. 収入の得方の違い
  3. 金持ちになるなら右側へ

四種類のお金の流れかた

「キャッシュフロー・クワドラント」とは、お金の流れのあり方によってビジネスマンを四種類に分類したもの。

これを学ぶと、自分がどの分類にあてはまり、これから先どの分類へと移行しなければいけないのかが分かるようになる。

ロバート・キヨサキも著書「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」(筑摩書房)で、これを知ることで「五年後にはどのクワドラントに属していたいかを決める助けとなるだろう」と述べている。

キャッシュフロー101をプレーする上でも、これを意識しながらプレーするのと意識しないでプレーするのとでは、大きな違いが生じる。

収入の得方の違い

四つのクワドラントは、それぞれ収入の得かたが異なる。

まず、全てのビジネスマンは
E(従業員)
S(自営業者)
B(ビジネスオーナー)
I(投資家)
に分類される。

Eは会社からの給料で暮らす従業員。

Sは自分で働いて稼ぎを上げる自営業者。

Bは、自分のために働いてくれる従業員とシステムからお金を手にするビジネスオーナー。

Iはお金を投資することによってお金を生み出す投資家だ。

金持ちになるなら右側へ

分類の左側の人たちは自らの力だけでお金を稼ぎ出すが、右側の人たちは自らの手をわずらわせることなくシステムやお金によってお金を生み出させている。

もちろんどのクワドラントに属していてもお金持ちになることは可能。

だが最も近道なのは右側のBかIのクワドラントに属することだ。

金持ちになるには、右側に属さなければいけない。

左側から右側に移るのは容易なことではない。

しかし最終的に得られるものの大きさを考えると、現在の安定を捨ててでも挑戦する価値はある。