なにができるか、なにをすべきか考える
- 25カ月連続で実質賃金がマイナスに
- 大企業優遇と三権分立の不在
- お金について学び直そう
25カ月連続で実質賃金がマイナスに6月5日に厚生労働省が公表した4月の毎月勤労統計調査の速報によると、実質賃金は25カ月連続でマイナス(賃金の上昇が物価高騰に追いつかない状態)となり、リーマンショック時の23カ月を抜いて過去最長を更新...
25カ月連続で実質賃金がマイナスに6月5日に厚生労働省が公表した4月の毎月勤労統計調査の速報によると、実質賃金は25カ月連続でマイナス(賃金の上昇が物価高騰に追いつかない状態)となり、リーマンショック時の23カ月を抜いて過去最長を更新...
賃金の上昇が物価高に追いつかない前回もすこし取り上げたが、日本では実質賃金が下がり続けている。つまり賃金の上昇が物価上昇に追いついていない状態だということだ。 今年3月の実質賃金は前年比で2.1%減少し、24カ月連続でマイナスとなった...
物価高は続く金の店頭小売り価格は相変わらず上昇傾向がつづき、10月20日に1グラム1万500円を突破した。 「有事の金」と言われるとおり、世界情勢が不穏なこともあってドル建てで金の価格は上がっているが、それだけでなく、円安が続いてほぼ...
実質賃金、消費支出ともに前年同月比マイナスが続く総務省が発表したことし8月の家計調査によると、2人以上の世帯が消費に使った金額は、前年同月と比べて2.5%減少したという。 また、厚生労働省による8月の毎月勤労統計調査によると、1人当た...
1ドル137円に到達去年はたしか110円台だったドルがついに一時137円に到達し、まだまだ下がるのではないかと言われている。これは、長らく続けてきた大規模な金融緩和(=アベノミクス)の結果であることは間違いない。 さて、7月...
1ドル125円にこのところ為替が円安に大きく振れている。 1ドル120円台をつけるのは2015年以来のことだというので、長期のドル円のチャートを改めて眺めてみた。 1971年に為替が変動相場制に移ってから現在までのチャートを見ると、1...
景気動向指数が「悪化」へ新聞などの報道によると、5月13日に内閣府が発表した3月の景気動向指数は、6年2か月ぶりに「悪化」となった。 この指数は、2016年10月から23カ月連続で「改善」となっていたが、18年9~12月は「足踏み」、...
実質賃金も名目賃金も下がっている「いざなぎ超え」の好景気と言われる日本経済だが、実際には実質賃金が下がり続けている、という指摘が以前からされてきた。 実質賃金とは名目賃金とセットで使われることが多い言葉で、働いて受け取った賃金の額(こ...
手押し車いっぱいのお金ロバート・キヨサキの著書『金持ち父さんのセカンドチャンス』には、1918年から1924年にかけてドイツでおこったハイパーインフレの際のショッキングなエピソードが紹介されている。 この時期にドイツは紙幣を大量に刷っ...
インフレ脱却はいつ可能に?日銀は7月19、20日に開かれた金融政策決定会合において、2%の物価上昇率の達成は「2019年度ごろになる可能性が高い」としたと28日に報道された。 今の異例の金融緩和政策はアベノミクスの目玉として始まったも...