戦争と通貨危機

  • 円安はどこまで進むのか?
  • イスラエルとイラン
  • 岸田首相の訪米

円安はどこまで進むのか?円安が急激に進んでいる。 2024年の年初に1ドル=141円台だった為替相場は3月の半ばには149円台にまで下がっていたが、ここ数日でさらに急落して1ドル=154円台となった。 1カ月で5円...

ついに日銀がマイナス金利政策を解除

  • 異例の低金利時代に終止符?
  • 確定申告で見えてくるもの
  • 女性の貧困の原因は

異例の低金利時代に終止符?3月19日の昼過ぎ、日銀は金融政策決定会合を開き、銀行が日銀に預ける預金の一部にマイナス0.1%の金利を適用する「マイナス金利政策」を解除することを決定したというニュースが流れた。 すでにかなり前から予測され...

日経平均株価が4万円超え

  • 相場は過熱している?
  • ゴールドもビットコインも過去最高値
  • 政府が「デフレ脱却」表明へ

相場は過熱している?3月4日朝、株式市場が開くと同時に日経平均株価が4万円を超え、テレビでも速報が流された。 このところの日米株価の上昇は「生成AI」が熱いテーマとなり半導体関連株によって牽引されてきたと言われるが、日本市場はそれに加...

日本経済のゆくえは?

  • いよいよバブル後最高値を更新か
  • GDPはドイツに抜かれ世界第4位に
  • 消費税還付金が1兆9千億円

いよいよバブル後最高値を更新か日経平均株価は今年初めから2月半ばまでですでに15%ほど上昇し、いよいよバブル後最高値を更新するかと期待する声も聞かれるようになった。 これまでの最高値は1989年12月29日につけた3万8,915円87...

新NISA始まる

  • 日経平均株価の動き
  • 新NISAで投資枠が大幅拡大
  • 投資家としての目を持つ

日経平均株価の動きこのところ日経平均株価が順調だと言われている。 確認してみると、1月21日の終値が36546円と、昨年末の株価終値33464円と比べてたしかに約3週間で9%ほど上昇していることになる。 ちなみに2023年の日経平均株...

岸田政権の支持率はどこまで下がるのか?

  • 30%を割り込み危険水域へ
  • 物価上昇と実質賃金の目減りが続く
  • 相次ぐ不祥事と首相の任命責任

30%を割り込み危険水域へ11月13日に発表されたFNNの世論調査で、岸田内閣の支持率は前回よりも7.8ポイント下落し、27.8%となった。 これは11月11日12日に全国の1000人ほどに対して行った電話での調査によるもので、政権発...

所信表明演説「何よりも経済に重点を」

  • 物価高は続く
  • GDPの転落とエンゲル係数の上昇
  • 「経済、経済、経済」

物価高は続く金の店頭小売り価格は相変わらず上昇傾向がつづき、10月20日に1グラム1万500円を突破した。 「有事の金」と言われるとおり、世界情勢が不穏なこともあってドル建てで金の価格は上がっているが、それだけでなく、円安が続いてほぼ...

ビッグマック指数で日本は44位

  • 実質賃金、消費支出ともに前年同月比マイナスが続く
  • ビッグマック指数で44位に
  • 派遣法改正と消費税導入

実質賃金、消費支出ともに前年同月比マイナスが続く総務省が発表したことし8月の家計調査によると、2人以上の世帯が消費に使った金額は、前年同月と比べて2.5%減少したという。 また、厚生労働省による8月の毎月勤労統計調査によると、1人当た...

円の実質実効為替レートが過去最低に

  • 円安が進み円の購買力が低下
  • インボイス制度反対の署名が52万筆に
  • インボイス制度が値上げを引き起こす

円安が進み円の購買力が低下9月21日の報道によれば、国際決済銀行(BIS)が発表した8月の円の実質実効為替レートは、53年ぶりに過去最低となったという。 実質実効為替レートとは、簡単に言えば物価格差を考慮した円の実質的な価値を示した数...

実質賃金は16ヶ月連続で前年同月比マイナス

  • 金1g=1万円に到達
  • インボイス制度反対の動き
  • 増税は景気を悪化させる

金1g=1万円に到達8月28日、じわじわと上昇を続けていた金(ゴールド)の店頭小売価格が、ついに1g=1万円を突破したという。 ロバート・キヨサキは著書やセミナーでかなり以前から「金や銀を買え」と勧めていたが、そのアドバイスに従って金...