戦争と通貨危機

  • 円安はどこまで進むのか?
  • イスラエルとイラン
  • 岸田首相の訪米

円安はどこまで進むのか?円安が急激に進んでいる。 2024年の年初に1ドル=141円台だった為替相場は3月の半ばには149円台にまで下がっていたが、ここ数日でさらに急落して1ドル=154円台となった。 1カ月で5円...

国の予算はなぜ無駄に膨らんでいくのか

  • 円安で防衛費が膨らむ?
  • オリンピック会計の不透明さ
  • 大阪万博の国費負担はどこまで膨らむのか?

円安で防衛費が膨らむ?ドル円為替レートは相変わらず1ドル=148~149円あたりをうろうろしているが、11月27日の参議院予算委員会で為替のことが話題となった。 立憲民主党の辻元清美議員が防衛予算について次のように質問した...

所信表明演説「何よりも経済に重点を」

  • 物価高は続く
  • GDPの転落とエンゲル係数の上昇
  • 「経済、経済、経済」

物価高は続く金の店頭小売り価格は相変わらず上昇傾向がつづき、10月20日に1グラム1万500円を突破した。 「有事の金」と言われるとおり、世界情勢が不穏なこともあってドル建てで金の価格は上がっているが、それだけでなく、円安が続いてほぼ...

ビッグマック指数で日本は44位

  • 実質賃金、消費支出ともに前年同月比マイナスが続く
  • ビッグマック指数で44位に
  • 派遣法改正と消費税導入

実質賃金、消費支出ともに前年同月比マイナスが続く総務省が発表したことし8月の家計調査によると、2人以上の世帯が消費に使った金額は、前年同月と比べて2.5%減少したという。 また、厚生労働省による8月の毎月勤労統計調査によると、1人当た...

円の実質実効為替レートが過去最低に

  • 円安が進み円の購買力が低下
  • インボイス制度反対の署名が52万筆に
  • インボイス制度が値上げを引き起こす

円安が進み円の購買力が低下9月21日の報道によれば、国際決済銀行(BIS)が発表した8月の円の実質実効為替レートは、53年ぶりに過去最低となったという。 実質実効為替レートとは、簡単に言えば物価格差を考慮した円の実質的な価値を示した数...

日銀が突然の利上げを発表

  • ドル円は瞬時に4円変動
  • 黒田発言の真意はどこに
  • 自分の足元と目指す方向を確かめよう

ドル円は瞬時に4円変動クリスマスが過ぎて今年もあと数日を残すだけとなり、なんとなく気ぜわしくなってきた。 年の瀬がせまる12月20日、日銀は長期金利の許容変動幅をこれまでの0%プラスマイナス「0.25%」から同「0.5%」に拡大すると...

1ドル146円台から138円台へ

  • ドル高調整の急激な動き
  • 「FXから撤退します」
  • 投資か取引か

ドル高調整の急激な動きドル円はこのところ1ドル150円をうかがう円安ドル高傾向を見せていたが、11/10の夜から11/11にかけて1ドル146円台から138円台へと大きく動いた。 これは、注目されていたアメリカのC...

来年から給料がデジタルマネーで支払われる?

  • 1ドル149円台に
  • デジタルマネーの普及率は
  • 本末転倒では?

1ドル149円台に為替はここ2週間ほどでまた円安に振れ、32年ぶりに149円台に乗り、そろそろ150円に到達するのではないかという勢いだ。 政府は円安に大きく振れるとドル売り介入をしているが、不可解なことになぜか平行して円安容認ととれ...

不透明な日本

  • 再び1ドル145円台に
  • 日銀は緩和政策維持
  • 改ざんと黒塗り公文書

再び1ドル145円台に円安ドル高がまた進んでいる。9月に1ドル145円台をつけると、日銀は22日、24年ぶりに為替介入を行った。 3兆円とも言われる円買いで円は一時上昇したものの、2週間もたたないうちにまた145円台まで下がったことに...

円安と国葬反対と贈収賄のトリプルパンチ

  • すべての世論調査で不支持が急増
  • 加速する円安と低迷する賃金
  • アベノミクスとは何だったのか

すべての世論調査で不支持が急増岸田内閣の支持率は急カーブで下がり続け、9月19日に発表された産経・FNN合同世論調査を加えると、マスコミが行うすべての世論調査で不支持が支持を上回る結果となった。 この支持率急落の理由は、安倍元首相や自...