新刊『金持ち父さんの「大金持ちの陰謀」』を全文大公開中

  1. 双方向オンラインブックから生まれた著書
  2. お金について学び、自分のお金をどうすればいいかを考える
  3. お金について話し合おう

双方向オンラインブックから生まれた著書

ロバート・キヨサキの新刊『金持ち父さんの「大金持ちの陰謀」』(筑摩書房刊)が2016年3月末に刊行され、評判を呼んでいるようだ。

この本はもともとキヨサキが原稿をネット上で公開し、読者とのやり取りを経て書籍にまとめられたもので、双方向オンラインブックから生まれた著書と言っていいだろう。

それを踏まえて、webちくま http://www.webchikuma.jp/ で全文の公開が始まった。

毎週木曜日に1章ごと公開されていき、それぞれ1か月間掲載されるという。

今すでに、「献辞」「ロバートから読者へ」「第一部 はじめに」が公開されているので、興味のある人はアクセスしてみてはどうだろう。

お金について学び、自分のお金をどうすればいいかを考える

この本は第一部と第二部に大きく分かれている。

「第一部 大金持ちの陰謀」のテーマはお金の歴史について。

お金とお金をめぐる制度がどのように変わってきて、それが私たちにとってどんな意味をもっているかを説明している。

無理やりひとことで言ってしまえば、お金のルールが変わった、ということだ。

「第二部 陰謀に反撃する」のテーマは「では、あなたや私が自分のお金をどうすればいいか」について書いている。

これも乱暴にひとことでまとめれば、知識こそがお金である、ということだ。

お金について話し合おう

普段、お金について口に出すのはなんとなく恥ずかしい気がして、なかなか人と話す機会はないかもしれない。

だが、人と意見を交換することで自分の考えがはっきりしてくることは多いし、人の意見を聞いて改めて見えてくることもある。

同じ本を読んで話し合えば、お互いの考えがよりはっきりわかるかもしれない。

ぜひこの機会に、友達や家族とこの公開中の本の情報をシェアして、お金について、自分のお金をどうするかについて、話し合ってみてはどうだろう。