新刊『金持ち父さんのセカンドチャンス』いよいよ発売!

  1. 市場の大暴落が起こる?
  2. 『金持ち父さんの予言』で語ったこと
  3. 過去に学び、未来を予測せよ

市場の大暴落が起こる?

ロバート・キヨサキの最新刊『金持ち父さんのセカンドチャンス――お金と人生と世界の再生のために』がいよいよ9月25日に発売となる。

タイトルも興味をそそるが、今回の本の表紙はこれまでと違い、なぜか紫色ではなく白地で、タイトル文字が紫になっているというのも気になる。本のオビには「市場大暴落?チャンスだ!」「なぜ格差が拡大し、未曾有の大暴落が起ころうとしているのか。」「危機を乗り越えチャンスをつかむため、お金の本質を理解しよう。」などと書かれている。

本当に市場の大暴落が起こるのだろうか?もし起こるとしたらそれはいつなのか?

『金持ち父さんの予言』で語ったこと

実はキヨサキは、2002年に出版した『金持ち父さんの予言』のなかで、2016年あたりに市場の大暴落が起こるだろうと予言している。今回の『金持ち父さんのセカンドチャンス』でも、キヨサキはその見方を変えておらず、以前の予言を踏まえて発言している。

『金持ち父さんの予言』の中では、2016年あたりの大暴落に先立って市場の暴落が起こるだろうとも言っていて、それが2007年のリーマンショックで現実になったと今回の本のなかで述べている。つまり、2002年に予言した市場の大暴落が、いま着実に近づきつつあると言うのだ。

なぜそんな予言をしたのか、その根拠はどこにあるのか、そしてもし現実に起こった時にどう対処したらいいのか。

それが今回の本のテーマだ。

過去に学び、未来を予測せよ

今回の本の特徴のひとつは、いま起こっていることを、グラフなどを多用してわかりやすく示している点かもしれない。

「1枚の図は千の言葉にまさる」と繰り返し言われる通り、グラフが示している現実に愕然とすることも多い。そしてそれは、すでに過去に起こったことと本質的に同じ部分もあり、それに気づけば過去から学び、生き延びることができるかもしれないとキヨサキは言う。

アメリカだけに限らず、私たちの住む資本主義の国々でほぼ同時進行で起こっているこの事態を、しっかり見つめ、学び、自分の頭で考えれば、大暴落を自分にとってのセカンドチャンスに変えることもできる。

そうキヨサキは警告し、励ましてくれる。