金持ち父さんの言葉
ロバート・キヨサキは「金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法」(筑摩書房刊)のなかで、金持ち父さんの言葉を紹介している。
「習慣には、君を金持ちにする習慣と貧乏にする習慣がある。
貧乏な人の多くは、貧乏になる習慣を持っているから貧乏なんだ。
金持ちになりたかったら、金持ちになる習慣を身につけるように自分を訓練するだけでいい」
さて、金持ちになる習慣とは、どんな習慣だろうか。
金持になるための6つの習慣
この本のなかであげられている金持ちになる習慣は次の6つだ。
第1の習慣 会計係を雇う
第2の習慣 勝てるチームを作る
第3の習慣 常にコンテクストを広げる
第4の習慣 成長し続ける
第5の習慣 新たな失敗をすることを恐れない
第6の習慣 自分の声に耳を傾ける
要は、自分の経済的状況を客観的に把握し、人脈を作り、学びつつ実践し続けるということだ。
それぞれについて詳しく知りたい人は、「金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法」を開いてみてほしい。
新たな失敗をすることを恐れない
このうち、キヨサキがとりわけ大事だと考えているのは、第5と第6の習慣だ。
第5の「新たな失敗をすることを恐れない」というのは、新たなことに挑戦しそこから学び続けなさいという教えだ。
金持ち父さんの言葉を引用しよう。
「自分から進んで新しいことに挑戦し間違いを起こすことは大事だ。
その理由の一つは、間違いが人を謙虚にしてくれることだ。
謙虚な人間は傲慢な人間より多くを学ぶ。」
「学校なら正解はいつも一つだが、実生活ではもっとたくさんある。
もし自分よりいい答えを知っている人がいたら、それも正解にすればいい。
そうすれば正解が二つになる」
「若いころは正しかったことが、年をとると正しくなくなることがある。
変化を恐れ、時代とともに変わることができないばかりに失敗する人はたくさんいる。
正しいことをするにはだれでも時には間違いが必要だ」
私たちは学校で間違いや失敗はよくないことだと教えられてきたが、ここで頭を切り替える必要がある。
あなたは金持ちになるために、新しいことに挑戦し学び続ける気持ちがあるだろうか。