新型コロナは? 景気はどうなる?
新型コロナの感染拡大は、残念ながら3年経っても収まる様子が見えない。
今は第8波と言われ、新型コロナでの1日の死者数が過去最多の500人に迫り、死因のトップ10に入る勢いとなっている。
「コロナはただの風邪」と言う人もいるようだが、実際に感染した人の体験談などを読むと重症化や後遺症に苦しむことも多く、やはり警戒が必要だと思えてくる。
また、景気がよくないなか、すでに昨年12月の物価指数が4%上昇したと報道され、これから本格的な物価上昇の波が来ると言われている。
岸田内閣はすでに防衛予算倍増を閣議決定したが、今度は少子化対策に力を入れたいと言っている。どんな名目であれ、結局は増税したいという意図が透けて見えるようだ。
こんな状況だが、自分自身がどういう人生を望んでいるのかをはっきりさせ、自分なりの目標を見失わずに生きていこう。そこには、お金と資産についての目標も入れておきたい。
人生を決めた新年の誓い
新年には必ずこの話をするので「聞き飽きた」という人もいるかもしれないが、今年もやはり書くことにする。
ロバート・キヨサキは『改訂版 金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法』(筑摩書房刊)の冒頭で、彼の人生を決めた新年の誓いについて紹介している。
1985年の新年を友人たちと過ごしたキヨサキは、「経済的に自由になるための計画」を立てて紙に書き、それを実行する決意をしたというのだ。
その頃、キヨサキはあるビジネスから手を引くことを決めて苦労しているところだったので、大きなチャレンジよりも、なんとか生き延びることだけを考えたいという気持ちが強かった。
だが友人と話すうちに、状況を改善するためには失敗を恐れずに、大きな目標を立ててそれに向かって進むことが必要だと気がついたと語っている。
意志があるところに道が開ける
結局、キヨサキが経済的自由を手にして引退したのは、それから約10年後のことだった。
キヨサキはこのときの決意について、「なぜそうしたいのか」をはっきりさせるのが大事だった、なぜなら「意志があるところに道が開ける」からだ、と言う。
あなたの目標は何だろうか。それをはっきり言葉にして、紙に書いたことがあるだろうか。
自分の目標を言葉にして書いたことがないなら、ぜひ一度やってみてほしい。
そしてなぜそうしたいのかも、あわせて自分ではっきりと掴もう。それがあなたを強くしてくれるからだ。