お金とどうつきあうか

  1. 稼ぐ・貯める・借りる
  2. お金に働いてもらう
  3. 借りたお金に働いてもらう

稼ぐ・貯める・借りる

昔から、「カネのないのは首のないのと同じ」などと言われたりもするが、「今これだけのお金があればなんとかなるのに……」などと思った経験のある人は少なくないだろう。

そうした思いをしないために、人はお金を少しでも多く稼ごうと、残業をしたり、副業をしたり、昇給を目指して必死に働いたりする。

あるいは節約をして、いざという時のためにお金をためておいたりもする。

いよいよ足りなくなったときには、お金を借りてなんとかした、という人もいるだろう。

お金に働いてもらう

お金のやりくりは、追いつめられると立場が厳しくなっていくので、できれば守りを固めつつ攻めのポジションを取れるようにしておきたい。

それにはやはり、自分が時間と労力を使って働いて稼ぐだけでなく、「お金に働いてもらう」ことを考えるのがいいだろう。

たとえば、ある程度のまとまったお金を貯め、それを元手に株式投資をする、というのも一つのやり方だろう。

貯めたお金が働いてくれて、配当というインカムゲインや売却益というキャピタルゲインをもたらしてくれるわけだから、投資がうまくいけば、自分一人で働くよりも楽になるはずだ。

借りたお金に働いてもらう

そこからさらに一歩進むと、お金をどこからか借りてきて、もっと大きな投資をしてお金に働いてもらうことができたらいいのに、という考えに行きつく。

そう、レバレッジをかけて投資をし、より大きな利益を生む、というわけだ。

生活のために足りないお金を借りて支払いをし、借りたお金の利息も合わせて働いて稼いだお金で返済することと比べると、そこには大きな差が生まれることがわかるだろう。

まずは、入ってきたお金をコントロールして、消費のための借金をしないことから始め、元手を貯め、そのお金に働いてもらい、より大きな投資を目指すという方向に進もう。