新型コロナで終始した一年
大みそかまであと10日となり、何となくあわただしくなってきた。
今年は、年初にすでに新型コロナのニュースが流れ、感染拡大の勢いが収まらないまま一年が終わろうとしている。
みなさんにとってこの一年はどんな年だっただろうか。
思いはさまざまあると思うが、あわただしさが一段落したら、ぜひこの一年をお金の面でもチェックしてみてほしい。
今年一年の収入と支出は?
確定申告をしている人なら、一年に一度、否応なしに自分で決算をすることになる。
自営業なら、自分で帳簿をつけているから、毎月の売り上げと経費には日ごろから敏感になっているだろう。
だが、サラリーマンだと雇用主が行う年末調整で済むため、自分がどれだけ稼いでどれだけ税金と社会保険料を払っているのか、あまり自覚がないままに終わってしまうのではないだろうか。
「いや、私は毎日家計簿をつけているからバッチリわかっている」という人は、ぜひ1年の終わりに、月単位、年単位で大きく把握しなおして、その動きを分析してみてほしい。
家計簿をつけていない人は、通帳などでざっくり把握するだけでも、見えてくるものがあるはずだ。
資産と負債の増減は?
あわせて、資産と負債の増減も確認しておきたい。
そもそも現状で資産と負債がどれだけあるか、将来はそれをどういう方向に変えていきたいのか、はっきりビジョンを持っているだろうか。
ロバート・キヨサキが言うように、できれば毎月一回、定期的に資産と負債のチェックはしておきたいが、していないなら、まずは年末年始をひとつの区切りとしてやってみよう。
先行き不透明な状況ではあるけれど、あわせて、来年のお金についての目標もぜひ立てておきたいものだ。