コロナ禍の世界を生きる
新型コロナの感染拡大が本格化したというニュースとともに、2021年が始まった。
コロナ禍は全世界に広がりなかなか終わりが見えないが、だからといって、そのことばかりに振り回されているのもつまらない。
一年の初めにじっくり考え、自分なりの目標を決めて、今年一年を生きていきたい。
そして、そのなかには必ず、お金と資産についての目標も入れておこう。
人生を決めた新年の誓い
ロバート・キヨサキは 『改訂版 金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法』(筑摩書房刊) の冒頭で、彼の人生を決めた新年の誓いについて紹介している。
1985年の新年に 「経済的に自由になるための計画」 を立てて紙に書き、それを実行する決意をしたというのだ。
その頃、キヨサキは前のビジネスから手を引き苦労しているところだったので、大きなチャレンジをするよりも、なんとか生き延びることだけを考えたいという気持ちが強かった。
だが友人と話すうちに、状況を改善するためには失敗を恐れずに、大きな目標を立ててそれに向かって進むことが必要だと気がついたのだ。
意志があるところに道が開ける
結局、キヨサキが経済的自由を手にして引退したのは、それから9年後のことだった。
キヨサキはこのときの決意について、「なぜそうしたいのか」をはっきりさせるのが大事だったと書いている。
なぜなら、「意志があるところに道が開ける」からだ。
あなたの目標は何だろうか。
そしてなぜそうしたいのか、自分ではっきりとわかっているだろうか。