お金について学び続けよう

  1. すべての源となる教え
  2. 学び続けることが成功の秘訣
  3. 挫折してもあきらめない

すべての源となる教え

ロバート・キヨサキの世界的ベストセラー『金持ち父さん貧乏父さん』(筑摩書房刊)は、金持ち父さんの6つの教えから始まる。

1 金持ちはお金のために働かない
2 お金の流れの読み方を学ぶ
3 自分のビジネスを持つ
4 会社を作って節税する
5 金持ちはお金を作り出す
6 お金のためではなく学ぶために働く

これは、基本となる大切な教えだが、実はこれより前に置かれるべき、もう一つの教えがある。

それは、「金持ちになりたければ、お金について学び続けなければならない」という教えだ。

金持ちになる道は人それぞれだが、金持ちになるにはだれでもある程度の時間がかかる。

それまでの間、この「お金について学び続ける」という強い意志と前向きの姿勢が、あなたを支え、導いてくれるのだ。

学び続けることが成功の秘訣

ロバート・キヨサキは、セミナーの出席者からこんな質問をされることが多いという。

「金持ちになるには何をしたらいいですか」

「いま持っているお金を増やすには、何に投資したらいいですか」

そう聞かれると、キヨサキはまず、「金持ちになりたければ、お金について学び続けなければいけない」という金持ち父さんの教えを引用して、学ぶことの重要さを教えると言っている。

「金持ち父さん 貧乏父さん」やキャッシュフローゲームを知り、金持ちになりたいと学び始める人は多いが、途中で挫折してしまう人も実は少なくない。

金持ちになるというのは、自分の体質を変えるのと同じくらい時間がかかるもので、数週間、数カ月で実現できるというほど、簡単な道のりではないのだ。

挫折してもあきらめない

「金持ちになるぞ」と意気込んで始めたものの、簡単には変わらないとか、大きな失敗をしてしまったとか、そういう経験をすると、「金持ちになるなんて馬鹿な夢を見ていた、そんなことは幻想にすぎない」とあきらめてしまうことになる。

だが、1度や2度の挫折であきらめていては金持ちになどなれない。

ロバート・キヨサキが何度も失敗し、そこから立ち直っていることは、金持ち父さんシリーズの中にも書かれている。

失敗に気付いたら、もう一度基本の教えに戻り、再度チャレンジを始めなければならない。

成功するためには学び続けるという意志と姿勢こそが大切であり、それを支えてくれるのが、この「金持ちになりたければ、お金について学び続けなければならない」という教えなのだ。