ロバート・キヨサキのアドバイザー
「金持ち父さんシリーズ」から生まれたもうひとつのシリーズ、「金持ち父さんのアドバイザーシリーズ」をご存知だろうか。
このシリーズは、ロバート・キヨサキが実際にビジネスや投資で意見を求めているアドバイザーたちが書いたものだ。
日本でも『セールスドッグ』『勝てるビジネスチームの作り方』『不動産投資のABC』(筑摩書房刊)が刊行されている。
今回は、そのシリーズの冒頭にあげられている、金持ち父さんの言葉を紹介しよう。
チームプレーの大切さ
金持ち父さんはこう言った。
「金持ちになりたいのなら、何を知っているかよりも、誰を知っているかが大切なんだよ」
そして、こう説明してくれた。
「ビジネスと投資はチームスポーツだ。」
「平均的な投資家や小規模ビジネスの経営者が金持ちになれないのは、チームを持っていないからだ。」
「そのせいで、自分ひとりで戦うことになり、優れたチームに負かされてしまうのさ。」
自分のチームを持とう
ビジネスや投資をするとき、気が付くと自分だけで考え込んで、行き詰ってしまった経験はないだろうか。
そんなときのために、わからないことや判断に迷うことがあったら意見を求めることができる相手、つまりアドバイザーを持つことを、金持ち父さんは勧めている。
もちろん、何でもアドバイザーの言うなりにしろといっているわけではない。
アドバイザーの意見を聞き、それをもとに自分でもう一度考えて、ビジネスや投資の方向を決めるようにと言っているのだ。
信頼のおけるアドバイザーを持つこと、つまり自分のチームを持つことが大切だと、金持ち父さんは教えている。