イランとアメリカの緊張が高まる
年明け早々、イラクのバグダッドでイランの精鋭部隊を率いるソレイマニ司令官が攻撃を受けて死亡したというニュースが流れた。
アメリカ国防総省は殺害を認め、イランではアメリカを非難する声が上がっている。
トランプ大統領はツイッターで星条旗をかかげ、さらに、イランが報復をするならこちらも報復の用意があるとツイートし、両国間の緊張が高まっている。
これから何が起ころうとしているのか。
日本も無関係ではいられない
今年2020年のアメリカは大統領選挙を控えているため、軍需産業の支持を受けようとトランプが戦争を始めるという説さえ流れている。
米軍はすでに中東への派兵を増強し、アメリカ各地で戦争反対の署名やデモが始まっている。
日本も無関係ではいられない。
安倍政権は、昨年の12月23日に中東への自衛隊派遣を閣議決定し、すでに日本の米軍基地から砂漠地帯向けの迷彩色を施された戦車が運び出されるところも目撃されている。
自分で情報を探す
この状況を受けて、休み明け1月6日の日経平均株価は大きく450円ほど下げ、逆に原油先物や金先物などが上昇している。
いずれにせよ、しばらくは何が起こるか、注目している必要があるだろう。
世界の動きについて、日本のテレビや新聞などは反応が鈍い傾向があるので、自分で情報を集めるようにしたほうがいい。
ネットで自分の情報源を探してチェックするようにしよう。