とりあえず1年後の目標を決めよう

  1. 目標は具体的な数字で表すもの
  2. キャッシュフローと資産と負債
  3. 目的に向かって出発する

目標は具体的な数字で表すもの

あなたはまず、「どうして金持ちになりたいのか」というモチベーションを言葉にして確認し、続いて自分のスタートライン(いまの経済状態)を確認した。

次にやるべきことは、とりあえずの目標、たとえば1年後の目標を決めることだ。

あなたが持っている目標は「大金持ちになる」ことかもしれない。

たしかに大きな目標だが、それだとあまりに漠然としていて、目標というよりも夢と呼んだほうがいいだろう。

とりあえずの目標は、具体的な数字で示せるもの、毎月の財務諸表のチェックで進み具合がわかるものを選ぼう。

キャッシュフローと資産と負債

まずは自分のスタートラインである、いまの経済状態の数字をもう一度よく眺めよう。

次に、毎月のキャッシュフロー、収入から支出を引いた残りのお金を1年後にいくらまで増やしたいのか、具体的な数字を決めてノートに書こう。

あわせて、資産をどれだけ増やしたいのか、あるいは負債をどれだけ減らしたいのかも決めよう。

もちろん、負債にも良い負債と悪い負債があるので、もしかしたらあなたの目標は、負債をこれだけ増やしたい、というものになるかもしれない。

ちなみに良い負債とは、お金を生む投資などのためにする借金で、悪い負債とは消費するための借金をさす。

目的に向かって出発する

目標が決まったら、次はその目標まで進むことを考えよう。

キャッシュフローを増やすためには、やることは2つししかない。
収入を増やすか、支出を減らすかだ。 その2つを一度に実行する手もある。

まずは目標を立てて、経済的自由への旅に出かけよう。