まず自分に支払う
スモール・ディールやビッグ・ディールなどの投資によって得たお金。
実生活であれば、「これをどのように使っていけばいいのだろう?」と悩むことは必至だ。
車やブランド品、娯楽などのドゥーダッド(むだ使い)に費やしてしまう可能性は高い。
ロバート・キヨサキは「金持ち父さんの学校では教えてくれないお金の秘密(筑摩書房)」において、
「まず自分に支払うべきだ」
と述べている。
お金は投資用貯金箱に
それでは、「自分に支払う」とはどういうことことだろうか。
それは、「3つの貯金箱を持とう」の回の3つの貯金箱の話にあてはめると、何を買うでもなく、一番最初にまず「投資用の貯金箱にお金を返すこと」なのだという。
下図を見て欲しい。
何よりも先に投資資金化
この図は、「まず自分に支払う」ということを実践した一人の女性のゲームシートだ。
見てみると、この女性は毎月の住宅ローンや授業料、生活費などを支払う前に、収入を資産に入れていることが分かる。
少しお金が足りない状態になっても、決して貯金などには手をつけず、まず自分に支払うのである。
投資を行うことができなければ金持ちへの道は閉ざされているので、「まず自分に支払う」というのは最も重要な行動のひとつだと言える。