フォーカスとは何か

  1. 成功するまでやり続ける
  2. 目標を達成した後もやり続ける
  3. 大きな目標が大きな人間を生む

成功するまでやり続ける

何事にも成功するためにはフォーカスすることが大事だと、ロバート・キヨサキは、ドナルド・トランプとの共著『黄金を生み出すミダスタッチ』(筑摩書房刊)のなかで言っている。

では、フォーカスとは何だろうか。

フォーカスとは、今やっていることに自分の持っているすべての能力をひとつにまとめ、目指す目標に精神を集中させることだ。

だが、キヨサキはそれに加えて、フォーカス(FOCUS)を

「成功するまでひとつの道を歩み続ける(Follow One Course Until Success)」

の頭文字だと考えるのが好きだと言っている。

自分の決めた方向に向かって精神を集中させていくこと、そして成功するまでやり続けること、これがフォーカスだ。

目標を達成した後もやり続ける

ひとつの目標を達成したとしても、そこで終わりではない。

成功を維持するためには、つぎの目標を決め、さらにフォーカスすることが大事だ。

分かりやすく言えば、資産を手に入れた後もさらにそれを増やすために行動する、ダイエットに成功した後も理想の体重を維持するために気を付ける、といったことがこれにあたる。

フォーカスしているという状態は、「死ぬ気でやる」「必要な限りやり続ける」ことを意味する。

成功に縁のない人の多くは、フォーカス力を持っていないことが多い。

「私にはできない」「そのうちやってみる」「明日やるよ」といった言葉を使っている人は、言葉に気をつけたほうがいい。

大きな目標が大きな人間を生む

金持ち父さんはよくこう言っていたという。

「成功する人間は自分より大きな目標にフォーカスする。

10ドルにフォーカスしていた人は、次は100ドルにフォーカスする。

そして、その100ドルを手に入れたら、次は1000ドルにフォーカスする。

より大きな目標にフォーカスすることが大きな人間を生む。」

あなたはいま、何にフォーカスしているだろうか。