お金は重要か重要でないか
ロバート・キヨサキは『金持ち父さん貧乏父さん』で書いているように、彼が貧乏父さんと呼んでいる自分の実の父だけでなく、友人の父である金持ち父さんからも多くを学んだ。
貧乏父さんは、高い教育を受けていたが、いつもお金に困っていた。
そして自分の人生でお金は大した意味を持っていないことを、他人にわからせようとしていた。
一方、金持ち父さんは、学歴はなかったが、起業して大きな財産を築いた。
金持ち父さんはこう思っていた。
一生をお金のために働きながら、お金は大して重要じゃないというふりをし続けているのはばかげている、と。
一日の時間は限られている
金持ち父さんはよくこう言っていたという。
「一日の時間は限られている。そのあいだ必死で働いたってたかが知れている。それなら、なぜお金のためにそんなにあくせく働くのだ?お金や他の人を自分のために働かせる方法を学べば、自分はもっと大事なことができる。」
では金持ち父さんの言う大事なこととは何か。
あなたにとって何が大事か
金持ち父さんが大事だと思っていたのは次のようなことだ。
1.幼い子どもたちとともに多くの時間を過ごすこと
2.慈善事業など自分が支援したいプロジェクトに寄付するためのお金を持っていること。
3.他人のために仕事を作り出し、社会の経済的安定に貢献すること。
4.健康を維持するためのお金と時間を持っていること。
5.家族とともに世界中を旅行できること。
さて、あなたにとって何が大事だろうか。
そして、どうやったらそれを実現できるか、そのためのプランはあなたにあるだろうか。