投資は戦場と同じ
ロバート・キヨサキは情報の見分け方について、戦地での実践から学んだ。
これについては、「金持ち父さんのファイナンシャルIQ」(筑摩書房刊)に詳しく書かれている。
キヨサキはその情報の見分け方を投資にも生かしているという。
彼にとって、投資は戦場と同じなのだ。
情報の質を上げるためには、まずは集めた情報を分類し、判断しなければならない。
その情報の鮮度と信憑性、重要性を確認し、真偽を確かめた上で、トレンドをつかむ。
意見と事実を見極める
以上のことを押さえたうえで、さらに意見と事実とを分けて考える必要がある。
意見と事実とはまったく別物だからだ。
もしだれかの意見を事実だと思い込み、それに従って行動すると、ばかげた解決法になってしまう。
戦場ならば命を、ビジネスや投資ならお金を失うことになりかねない。
もちろん、あえて人の意見に従って投資し、そこで利益を拾うこともあるが、それはある程度自分でコントロールできるときに限られる。
知っておくべきこと
規則や法律といったルールは、基本的な情報として押さえておかなければならない。
それを知らないために、大きな判断ミスをすることになりかねないから要注意だ。
もうひとつ、トレンドをつかむ必要もある。
これは特に投資の場合には重要だ。
トレンドをつかむためには、歴史や人口学などを学ぶことも欠かせない。
情報の力を最大限に生かすために、情報の質を上げることを目指そう。