何をしたらいいかわからない
ここまで何回かにわたって、経済的自由を手にするためにどうしたら行動を起こせるのかについて、書いてきた。
みなさんのなかには、すでに方向を決めて行動を始めた人、行動のための計画を練っている人、本やセミナーで勉強中の人、仲間やメンターに出会って学んでいる人、まずは投資資金を貯め始めた人など、さまざまな人がいると思う。
だがまだ、具体的に何をしたらいいのか、自分がどの方向に進みたいのかはっきりせずに最初の一歩が踏み出せない、という人もいるだろう。
もしそうなら、もう一度ロバート・キヨサキの「金持ち父さんシリーズ」を読み直してみるか、「キャッシュフロー」ゲームをやってみるのもいいかもしれない。
焦らず進みたい道を見つける
「金持ち父さんシリーズ」は本当にいろいろな要素が組み込まれているので、新しい気持ちで読むことで、これまで気づけなかったヒントが見つかるかもしれない。
「キャッシュフロー」ゲームは、投資や起業とはどういうことかを体感させてくれるシミュレーションゲームなので、次のステップへのハードルが低くなるだろう。
長い道のりなのだから、多少スタートまでに時間がかかったとしても焦ることはない。
それよりも、本当に自分の進みたい道がどれなのかをしっかり見極めて、ずっと続けていく方が大事だ。
人のやらないことに注目する
私からひとつアドバイスをするとしたら、「流行っているものにばかり注目して安易に飛びつかないように」ということだろうか。
流行り物を研究するのはもちろん役立つこともあるが、そういうものは一般に競争が激しいし、情報に翻弄されることになりやすいので、立ち止まって考えることがむずかしくなる。
流行り物に乗るとしたら、その周辺で人があまり注目していないあたりに焦点を絞るのもひとつのやり方だろう。
そう、たとえば少年時代のキヨサキが、売れ残りの雑誌に注目して自分のビジネスを編み出したように。
あなたの進むべき道がうまく見つかりますように。