記録をつけてみる
櫻の便りと共に新年度となったが、この春、就職や引っ越しなどで生活や環境が大きく変わった人もいるだろう。
環境が変わったときには、自分を客観視してペースをつかむために、日記やごく簡単な記録をつけてみるのがいいと聞いたことがある。働いている人なら、まずは出勤時間や帰宅時間、起床時間、就寝時間など、時間の記録を手帳などにつけてみよう。
記録をつけることで、自分の働き方や時間の使い方が見え、時間を意識的に使うようになるし、もしかしたらその記録が将来何かの役に立つかもしれない(たとえば残業時間の証明など)。
お金のペースをつかむ
ペースをつかむのが大事なものはほかにもある。食事や運動、メンタルヘルス、そして将来の夢があるならそれに向かって何をするのかも考えていきたい。
時間と同じくらい基本的で把握しておきたいことのひとつに、お金がある。
サラリーマンなら収入はある程度決まっているので、支出を中心に記録して、自分のペースを確認しよう。収支の記録をまず一か月間つけてまとめ、さらに半年ほど続けてみれば、平均して1か月生きていくのにどのくらいのお金が必要かが把握できる。
目標を立てる
それがわかって初めて、ロバート・キヨサキが言う財務諸表を作ることができる。あなたが資産を築くための具体的な目標を立てるのはそれからだ。
自分のスタートラインがどこにあるかを知って、初めてゴールを設定することができるのだから。
あせってはいけない。着実に道を進もう。