貯金の目標金額を決める

  1. 何か月分の生活費を貯めるか
  2. 貯金は予備の生活費
  3. 貯金から投資へ進む

何か月分の生活費を貯めるか

前回、まず貯金をしてある程度貯まったら投資に進もうと言ったが、では、どのくらいの金額を目標に貯めたらいいのだろうか。

貯金の目標金額は、自分の1か月の生活費をもとにして自分で決めよう。

すでに収入と支出のコントロールが出来ている人なら、自分が1か月生活するのにどれだけお金がかかるか把握しているはずだ。

その金額を目安に、働くのをやめた場合、貯金でどのくらいのあいだ生活出来ると安心できるかを考え、自分なりの目標金額を決めていこう。

貯金は予備の生活費

仕事を辞めて収入がなくなったときの予備の生活費だと考えれば、貯金の大切さが実感できると思う。

たとえば半年分から1年分の生活費が手元にあれば、どんな状況でも少し安心して行動できるようになるのではないだろうか。

まとまった貯金があれば、転職や起業など、積極的な行動を起こす時に支えになってくれることもあるだろう。

もちろん人によって前提となる条件や考え方は様々違うと思うので、1か月分の生活費を元に自分の目標金額を考えていこう。

貯金から投資へ進む

だが、せっかく3年分や5年分あるいは10年分の生活費を貯金したとしても、それは使えば当然ながら無くなってしまう。

そこで次のステップとして、蓄えたお金が減らないように、お金を資産(収入を生み出すもの)に変えて生み出された収入だけを使おうと考える。

これが投資をするということだ。

だからまず、お金のコントロールを身につけ、貯金をし、投資への手がかりをつかもう。