勉強しなければ金持ちにはなれない
金持ちになりたければ、お金について勉強しなければならない
ロバート・キヨサキ
「金持ちになりたければ、お金について勉強しなければならない」と、ロバート・キヨサキは『改訂版 金持ち父さん貧乏父さん』(筑摩書房刊)のなかで言っている。
これは「金持ち父さんの六つの教え」のさらに大元にある教えであり、忘れてはならない大原則だと言ってもいい。
お金について勉強することなしには、金持ちにはなれないとキヨサキは言っているのだ。
もちろん、勉強とは本を読んだり学校に行ったりすることだけではなく、人によってさまざまな学びかたがあることは言うまでもない。
ついでにここで、金持ち父さんの六つの教えをもう一度おさらいしておこう。
- 金持ちはお金のためには働かない
- お金の流れの読み方を学ぶ
- 自分のビジネスを持つ
- 会社を作って節税する
- 金持ちはお金を作り出す
- お金のためではなく学ぶために働く
毎日が実践
本のなかでは言われていないが、「金持ちになりたければ、お金について勉強しなければならない」という大元の教えには当然含まれていることがあると思う。
たとえばそれは、「金持ちになりたければ、お金についていつも意識していなければならない」ということだろう。
あるいは「金持ちになりたければ、お金についてよく考えなければならない」とか、「金持ちになりたければ、お金を大切に扱わなければならない」ということも含まれるかもしれない。
勉強するとは、知識を得るだけでなく、その知識を日常に生かし、実践することまで含んでいるからだ。
お金の流れを意識する
ただぼんやりと「金持ちになりたいな」と思っているだけでは、何も実現しないし何も変化しない。
だれでも日々お金を稼ぎお金を使っているのだから、普段のお金の扱い方、お金についての考え方を変えていくことから始めよう。
自分の財務諸表を月に一度はチェックして、自分のお金の流れがどうなっているのかを確認しよう。
お金を意識し、よく考えてお金を大切に扱うことが、金持ちになるための近道なのだから。