関心を広く持ち、自分の頭で考えよう

  1. どれだけ進んだか定期的にチェックを
  2. キヨサキが伝えたかったこと
  3. 頭は使うためにある

どれだけ進んだか定期的にチェックを

今年も1か月が終わろうとしているが、みなさんの生活は新年に決めた目標にむけて順調に滑り出していることと思う。

目標は、年末年始にじっくり考えて具体的なものに落とし込み、手帳やスマホなどに書きこんでいつも見られるようにしていることだろう。

十分にスタートの準備をしてうまく滑り出したなら、次はそれを継続していくことが課題となるが、そのためには定期的に現状をチェックするのを忘れないようにしよう。

お金や資産について目標を立てたなら、ひと月に1回は自分の財務諸表、つまり収入と支出、資産と負債を確認して、前の月の数字と比べてみよう。

キヨサキが伝えたかったこと

自分の財務諸表を定期的に確認することの大切さは、ロバート・キヨサキが私たちにどうしても伝えたかったことの1つだ。

彼はそのことを私たちに伝えようとして、「金持ち父さん貧乏父さん」を書き、「キャッシュフロー」というゲームを作った。

ほかにも彼が伝えたかったことはたくさんあるが、その根本にあるのは自分で考えること、学び続けること、人とつながり情報を得ることの大切さかもしれない。

これはお金の問題に限らず、あらゆることの根底にある大事なものだと言えるだろう。

頭は使うためにある

あなたは、たとえば経済のこと、税金のこと、社会保障のこと、国会での審議について、あるいは日本という国の過去・現在・未来について、日頃どれだけ関心を持ち、考えているだろうか。

そんな面倒くさいことはどうでもいい、決められた社会の枠組みのなかで効率よく上手に生きていけばいいんだから……。

そういう考え方の人も多いように感じるが、それでは結局、自分の人生を人任せにすることにつながっていくのではないだろうか。

関心を広く持って、だれかの言うことを鵜呑みにするのではなく、得た情報をしっかり確かめ、自分の頭を使ってよく考えよう。

キヨサキが言うように、頭は使うためについているのだから。