新型コロナはどうなる?
2019年年末から始まった新型コロナ感染拡大は、2年経ってもまだ脅威として世界をおびやかしている。
だが、このパンデミックもいずれ終わりがくるので、自分自身がどういう人生を望んでいるのかを見失わないようにしたい。
今年はどんな年にしたいのか、自分なりの目標を決めて、1年を生きていきたい。
そして何度も言っているように、そのなかには必ず、お金と資産についての目標も入れておこう。
人生を決めた新年の誓い
ロバート・キヨサキは『改訂版 金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法』(筑摩書房刊)の冒頭で、彼の人生を決めた新年の誓いのことを紹介している。
1985年の新年を友人たちと過ごしたキヨサキは、「経済的に自由になるための計画」を立てて紙に書き、それを実行する決意をしたというのだ。
その頃、キヨサキはあるビジネスから手を引くことを決めて苦労しているところだったので、大きなチャレンジよりも、なんとか生き延びることだけを考えたいという気持ちが強かった。
だが友人と話すうちに、状況を改善するためには失敗を恐れずに、大きな目標を立ててそれに向かって進むことが必要だと気がついたと語っている。
意志があるところに道が開ける
結局、キヨサキが経済的自由を手にして引退したのは、それから約10年後のことだった。
キヨサキはこのときの決意について、「なぜそうしたいのか」をはっきりさせるのが大事だったと書いている。
なぜなら、「意志があるところに道が開ける」からだ。
あなたの目標は何だろうか。どんな状態になることを望んでいるだろうか。まず、それをはっきりさせよう。
そしてなぜそうしたいのかも、あわせて自分ではっきりと掴もう。それがあなたを強くしてくれるからだ。