米大統領選後に下落せずむしろ上昇
11月24日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価の終値が史上初めて3万ドルを超えた。
ダウ平均が2万ドルを超えたのが2017年1月、それから4年足らずで1万ドル上昇し、いわば1.5倍になったわけだ。
米大統領選が終わるとアメリカの株価は下落する、と繰り返し言われてきたが、11月になって13%上昇したのを見ても、どうも逆の動きになっているようだ。
ダウ平均の上昇が騒がれる前は、金の価格が史上最高と言われていたし、穀物などの先物もかなり上がっていたと記憶している。
日本の株価もバブル崩壊後最高値を更新
日本でも、上下動はあるものの、日経平均がバブル崩壊後の最高値を更新中だ。
不動産についても、オリンピックが終わると日本の物件価格は下がるだろう、いや、オリンピックの前から下降局面に入る、と言われていたが、どうやらその兆しも感じられない。
なぜなのか考えてみると、やはり金融緩和が原因だろうと思われる。
つまりは、お金が余っていて、投資先を探してウロウロしているということだろう。
金余りで何が起こるのか
お金が余っているということは、つまりはお金の価値が下がっているということだ。
だから、そのうちにインフレがやってくるかもしれない。
それを感じ取って、株や不動産にお金が流れているのではないだろうか。
これから先に何が起こるのか、何をしたらいいのか、よく学び考えてみることが必要かもしれない。