金持ちの武器は、借金・税金・幽霊所得

  1. ロバート・キヨサキ来日・新刊刊行記念ミニトーク+サイン会!
  2. 金持ちはお金について学び続ける
  3. 税金は不公正?

ロバート・キヨサキ来日・新刊刊行記念ミニトーク+サイン会!

10月25日に、ロバート・キヨサキ著「金持ち父さんシリーズ」の最新刊が筑摩書房から発売になる。

タイトルは『金持ち父さんの こうして金持ちはもっと金持ちになる』で、サブタイトルは「本当のファイナンシャル教育とは何か?」だ。

この本はシリーズ1冊目『金持ち父さん貧乏父さん』の英語版20周年を記念して刊行されたもので、金持ち父さんの大学院という位置づけの上級バージョンだ。

さらに日本語版の刊行に先立ち、17日にロバート・キヨサキ本人が、東京新宿の紀伊國屋本店でミニトークとサイン会を行うというビッグニュースが入ってきた。

詳細はこちら
「『金持ち父さん』日本オフィシャルサイト」へジャンプします。

金持ちはお金について学び続ける

金持ちになる人が他の人と違うのは、学校を出てからもお金について学び続けることであり、特に借金・税金・幽霊所得の使い方について実地で経験を積みながら学んでいくことだとキヨサキは言う。

この上級バージョンでキヨサキが強調しているのは、そうやって勉強を続ける金持ちの武器は「借金・税金・幽霊所得」だということだ。

「なぜ借金・税金・幽霊所得が武器になるのか」というと、まず借金をうまく使うことで、投資や起業の元手を貯めるのにかかる労力と時間を節約することが出来るからだ。

元手を自分で貯める場合は、税金や社会保険料などを支払ったあとの手取りのお金を貯めていくしかないから、その金額よりもずっと多く稼ぐ必要がある。

借金をすることでOPM(Other Person’s Money)を利用すれば、お金を貯める時間が節約できるし、そのお金には税金もかからずムダがないからだ。

場合によっては、借金返済のうち利息分が税金の控除になるという、おまけもついてくる。

税金は不公正?

二つ目の武器である税金について、多くの人は「税制は金持ち優遇で不公正だ」と感じているかもしれない。

だが、「税制は政府のインセンティブ(奨励策)の役割を果たしていて、だれでもそれを使うことができるのだから公正なものだ」とキヨサキは言う。

税制をよく学べば、政府が何をしてほしいと考えているのかが読み取れ、それに沿って行動することで金持ちになることができる。

三つ目の武器である幽霊所得については、ぜひ新刊をお読みいただきたい。

必要なのは、学び、実行していく力だ。ともに学び続けていこう。