給料日に考えること

  1. 給与明細を確認する
  2. キャッシュフローが投資の元手になる
  3. 手元のお金をしっかり把握する

給与明細を確認する

毎月の給料日は会社によって違いはあるものの25日が一番多いようで、今年の4月から働き始めた人はこの25日が初めての給料日ということになる。

いくらもらえる、何に使おう、いくら貯金しよう、いや足りないかもしれない、などと給料日を前に思いはさまざまだろうが、まずは給料をもらったら明細書に必ず目を通す習慣をつけよう。

基本給はいくらの契約で諸手当はどれほどか、あるいは時給いくらで労働時間は実働と合っているか、交通費は支給されているか、税金や保険料(これも実際は税金)はどんな名目でいくら引かれているか、きちんとチェックしておこう(時には間違いもあるので、疑問があったらきちんと質問したほうがいい)。

それが済んだら、次はこの1か月のだいたいの支出額を計算して、差引きして残る(あるいは足りない)のがいくらかを把握しよう。

キャッシュフローが投資の元手になる

ロバート・キヨサキ考案のゲーム「キャッシュフロー」にもあるように、手取りの収入から支出を引いたものがキャッシュフローで、これが投資の元手となる。

人によってお金との付き合い方が違うので一概には言えないが、特に意識しないで生活していると手元にあるお金をほとんど使ってしまうことになりかねない。

なので、もしあなたが資産を築きたいと思っているのなら、まずは毎月いくら貯金をするか決めて、別口座に預けるようにしよう。

それでも使ってしまいそうだと思う人には、天引きで貯金をすることをお勧めする。

手元のお金をしっかり把握する

金持ちになりたければ、お金に興味をもち、自分の手元のお金をしっかり見ていく必要がある。

そのためには、収入と支出、資産と負債、つまり自分の財務諸表を把握することが不可欠だ。

自分のひと月の支出額がよくわからない、という人は、半年だけでも家計簿をつけてみよう。

そこから経済的自由への第一歩が始まる。