ラットレースを抜ける
みなさんはキャッシュフローというゲームが好きだろうか。
いかに速くラットレースを抜けるか。
いかに多くのキャッシュフローを得るか。
どれだけの資産を築けるか。
みんなで競争しながらゲームをするのはわくわくするし、お金の勉強にもなる。
ゲーム会などでよく聞くのは、ラットレースを抜けるまでは楽しいが、ファーストトラックに行くと退屈だ、という感想だ。
もうひとつの世界
ファーストトラックを改めて見てみよう。
ファーストトラックに移った時点で、これまでの感覚では理解できないようなキャッシュフローが保証される。
それが自分から申告しなくても自動的に入ってくるし、そこで出会うビジネスチャンスもけた違いに大きなものとなる。
ここでの決断と選択は、ひとつひとつが大きな意味を持つ(その大きさはキャッシュフロー202をプレーすると実感できる)。
その先には夢が待っている。たとえば、豪華なレジャーや旅行、エイズや環境破壊などの問題を解決するための社会貢献、自分の名前が残るような寄付。
どれも実現できればすばらしい経験となるだろう。
それなのにファーストトラックが退屈に思えてしまうのは、ラットレースから抜けることに焦点を当てたままだからかもしれない。
ファーストトラックを本当に生きるためには、大きな価値観の変化が必要なのだ。
新たな人生を生きる
ロバート・キヨサキもラットレースを抜けたときには大きな価値観の変化を経験した。
『金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法』(筑摩書房刊)によれば、本当にやりたいことは何か、一年のあいだ山にこもって考えたのだ。
その結果見つけた「本当にやりたいこと」はお金についての教育であり、そのために考えだされたのがキャッシュフローというゲームだった。
あなたは実人生でラットレースを抜けたときに、いったい何をやりたいと思うだろうか。
一度ゆっくり考えてみてほしい。
