『金持ち父さん貧乏父さん』を読んで副業を始め、ラーメン店7店舗のオーナーに

  1. 「私の働き方~乃木坂46のダブルワーク体験」
  2. お金に働かせる方法を学ぶ
  3. 学ぶために働く

「私の働き方~乃木坂46のダブルワーク体験」

10月30日の深夜のテレビ番組「私の働き方~乃木坂46のダブルワーク体験!~」で、ロバート・キヨサキの『改訂版 金持ち父さん貧乏父さん』(筑摩書房刊)が紹介された。

この番組はオリエンタルラジオと乃木坂46が登場し、ふだんはおもに芸能人の副業を紹介しているが、この回はちょっと趣向を変えて、副業をしている一般の人をとりあげた。

登場した竹内宏文さんは、通信系の会社で営業マンとして働きながら、副業としてラーメン店を始めた。

その「神戸チェリー亭」は、いまでは関西で7店舗を展開するまでになっているという。

お金に働かせる方法を学ぶ

竹内さんの話は、大学生だった頃に父親が経営していた会社が傾き、大学をやめて働かなければならなくなった、というところから始まる。

何も特技がないから営業しかないと決めて仕事を探し、運よく給料のいい会社に就職して働き始めたものの、ある日、『金持ち父さん貧乏父さん』のこんな文章に衝撃を受けたという。

「自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネス、それが本当の資産である。

『お金のために働く』のではなく、『お金に働かせる方法を学ぶ』ことである」

そして彼は、自分の道を探し始める。

学ぶために働く

飲食業を目指したい、というのがあったので、竹内さんは焼き肉屋やラーメン屋をはじめ、さまざまな飲食業で働きながら学んだ。

『金持ち父さん貧乏父さん』にあるとおり、お金はいらないから働かせてほしい、と彼が言うと、相手は何かを教えなければという気持ちになり、多くを学ぶことができたという。

そしてラーメン屋を開くことに決め、本業が終わってから12時までの4時間、週3回と限られた営業日数で始め、今では7店舗を展開するまでになっている。

もちろん、そうなるまでには苦労も多くあったのだろうが、それは今週の放送で紹介されるようだ。

彼は、『金持ち父さん貧乏父さん』を読み、行動し、成功した。

まさに、金持ち父さんの教えを実践したと言えるだろう。