お金について話そう

  1. お金とどうつきあうか
  2. お金について親から教えられたこと
  3. 話すことでわかってくる

お金とどうつきあうか

家族や親しい友人、あるいはパートナーと、お金について話したことはあるだろうか。

話したことがなければぜひ、時間をとってやってみてほしい。

ロバート・キヨサキの『改訂版 金持ち父さん貧乏父さん』や『改訂版 金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』(いずれも筑摩書房刊)を読んでから話すと、さらにいいかもしれない。

ロバート・キヨサキはセミナーでよくお金についてのテーマを与え、いまから1分間、隣の人と話すようにと促す。

たいていの人はふだんお金の話をあまりしないので、このときとばかり、お金についてどう思っているか、親からどう教えられたか、どんなふうにお金とつきあっているのか、せきを切ったように話しだす。

お金について親から教えられたこと

ここで、10秒間とって、あなたが親からお金について教えられたことを、ちょっと思い出してみよう。

多くの人は、親からはっきりとお金について教えられたことはないかもしれない。

だが、お金は毎日のように使うものだから、親がお金についてどう考えているか、どう感じているか、どのように扱っているかを、子供は毎日見て学んでいると言ってもいい。

親が自覚している以上のことを、子供の方がはっきりと受け取っているかもしれない。

ここでまた、10秒間とって、あなたの親がどんなふうにお金を扱っていたか、そこからあなたがどんなことを学んだか、思い出してみよう。

話すことでわかってくる

お金について親しい人と話すことで、自分がお金についてどう思っているか、どうお金とつきあっているかがわかってくる。まずはそれを知ることから始めよう。

意外と、自分で気が付いていないことがネックになって、目標が達成できていなかったりすることもある。

さらに、パートナーとお金の話をするのはとても大事なことだ。

パートナーはいっしょに資産を築いていく人なのだから、お金についての考え方をお互いに理解し、同じ目標に向かって進むことができるようにしていこう。