ファイナンシャル・インテリジェンスを身につけよう

  1. 資産と負債を見分ける
  2. ファイナンシャル・インテリジェンスとは何か
  3. 4つの専門知識が意味するもの

資産と負債を見分ける

ロバート・キヨサキの著書「金持ち父さん貧乏父さん」(筑摩書房刊)は、お金について学ぶための本だ。

キヨサキは友人マイクの父である金持ち父さんから、お金やビジネス、投資について学んだ。

「金持ちになりたければ、お金について勉強しなければならない」
「金持ちは資産を手に入れる。中流以下の人は負債を手に入れ、資産だと思い込む」
などと金持ち父さんは大事なことをキヨサキに教えてくれた。

資産と負債の違いはこうだ。
「資産はあなたのポケットにお金を入れてくれる」
「負債はあなたのポケットからお金を取っていく」
これだけのことなのだが、資産と負債を見分け負債を手に入れるためには、ファイナンシャル・インテリジェンスを身につける必要がある。

では、そのファイナンシャル・インテリジェンスとはいったい何だろうか。

ファイナンシャル・インテリジェンスとは何か

ファイナンシャル・インテリジェンスを形作るのは次の4つの専門知識だと金持ち父さんは言う。

1 会計力
2 投資力
3 市場の理解力
4 法律力

あなたが何かビジネスでお金を稼ぐつもりであっても、何かに投資して富を築くつもりであっても、これら4つの技術を組み合わせた基本の土台が必要となる。

そして、これらは知識として学ぶだけでなく、実践しながら学ぶことで身につくものだ。

つまり、実際に自分でやってみて成功も失敗も経験しながら学ぶ必要がある。

4つの専門知識が意味するもの

会計力とは、ファイナンシャル・リテラシー、お金に関する読み書き能力であり、財務諸表を見て数字が何を物語っているのかを読み取る能力をさす。

これが十分にあれば、資産と負債を見分けることができる。

投資力とは、投資戦略をもっていること、つまり、実際に投資を行い、お金を作り出すことができる能力をさす。

市場の理解力とは、市場が需要と供給で成り立っていることを理解し、いま何が求められているのか、これから何が求められるのかを把握する能力をさす。

法律力とは、合法的にビジネスや投資を行うために必要な、会社や会計に関する法律、国や自治体の法律や条例をよく知っていることをさす。
ゲームと同じで、ルール違反をすればペナルティーが科されることを知っておこう。

これら4つの能力のうち、どれが弱くてもバランスが取れなくなってしまう。
もし自分の弱点がわかっていたら、そこを意識しながら学んでいくように心がけよう。